プロポーズの準備となるとタイミングやシチュエーション選びを優先しがちですが、どのような言葉で彼女に伝えるかもとても大切です。
女性の中にはプロポーズの言葉をずっと覚えている人もいますし、結婚式や二次会でどんなプロポーズだったか尋ねられるシーンもあります。
「印象に残る言葉でプロポーズしたいけど、どうやって考えたらいいのかわからない……」
そんな方は、偉人の名言を借りて想いを伝えてみるのはいかがでしょうか?
頼むから黙って、ただ愛させてくれ。
イギリスの詩人であるジョン・ダンが彼の詩の一節に用いたフレーズです。有無を言わせない言い方にどこか情熱的で男らしい印象を受けますね。「愛する」という単語は言い慣れてないとなかなか出にくいものですが、プロポーズという一生に一度の機会だからこそ、使っておきたい言葉ですね。
どうしても照れくさくて口に出すのが難しい場合は、花束の中にメッセージカードを隠して贈ってみてはいかがでしょうか。ロマンティックなことを好む女性におすすめのプロポーズアイディアです。
人生で一番楽しい瞬間は、誰にもわからないふたりだけの言葉で、誰にもわからないふたりだけの秘密や楽しみを、ともに語り合っている時である。
ドイツの作家ゲーテの名言は、2人で過ごす時間がどんなに幸せなものであるかを伝えるのにぴったりです。「いつも一緒にいるのに、今日はどうしたんだろう」と彼女は期待に胸を膨らませるはずです。雰囲気が盛り上がったところで指輪を差し出してみるのもいいですね。
素朴で温かみのあるプロポーズの言葉に加えて、2人の共通の趣味に関する贈り物をしてみてはどうでしょう。結婚してからの2人の生活を楽しいものに想像できるプレゼントならなお素敵ですね。
他人のために尽くす人生こそ、価値ある人生だ。
ドイツの物理学者アインシュタインの言葉です。
プロポーズに引用するとしたら、「生涯通じてあなたのために尽くします」という宣言のようなものになります。また、彼女が自分の人生を豊かにしてくれるという発想は、女性にとってとても嬉しいもの。
誰しも結婚生活を想像する時には、多少なりとも不安がよぎるはずです。そんなときにこのメッセージを受け取ったら、結婚に対する迷いや不安を断ち切れるかもしれません。
愛されることは幸福ではない。愛することこそ幸福だ。
ドイツの作家ヘルマン・ヘッセの名言です。
プロポーズで使う場合はもう少し柔らかい表現にかえて、「その幸福を私にくれる女性はあなただけだ」と付け加えると気持ちがより伝わることでしょう。
恋人として今まで一緒にいてくれたことへの感謝も込めて、枯れることのないアートフラワー(造花)のブーケを添えてみてはいかがでしょうか。
同じ気持ちでも表現の仕方によって相手への伝わり方が全然違ってきます。ただし、言葉ばかりにとらわれた計画性のないプロポーズは彼女をがっかりさせてしまうかもしれません。まずは伝えたい言葉を考え、その言葉を引き立てるような演出作りを考える、という順番でプロポーズの計画をたてていくとスムーズですよ。
偉人たちのインパクトのある言葉をうまく取り入れて、彼女の心をぐっと掴みましょう。
この記事の著者紹介
なっつん
1983年生まれ。女性(既婚) 上智大学卒。
勉学一筋だったものの、留学を機に生活が一変し、学生時代は恋愛漬けの日々を送る。
現在は旅行会社に勤めつつ、海外情報や恋愛に関するハウツーコラムを寄稿している。