プロポーズといえば、食事をしたあとに婚約指輪を渡して…… という流れが定番ですが、最近ではパソコンやタブレット、スマホを使ったプロポーズも増えてきています。
少し前には、仕事で資料作りをするときに使用する「パワーポイント」を使ってプレゼンをするようにプロポーズされたという女性のツイートが話題になりました。パワーポイントを使ったプロポーズとは、一体どんなものだったのでしょうか?
今回は、ユーモアたっぷりのクスッと笑えるプロポーズ方法をご紹介いたします。
結婚したら生じるメリットを簡潔にプレゼン!
パワーポイントを使ってプロポーズしたという男性は、普段からパワーポイントを使っているビジネスマンだそう。彼は、「僕と結婚したらこんなにメリットがあるよ!」ということを、箇条書きにしてプレゼンしたのです。
まず1つ目のメリットは、「日々の生活の更なる充実」。
10年以上の自立稼働により育まれた家事実践のご提供。「炊事」「掃除」「洗濯等」の積極的な提供をお約束。
そして、2つ目は「イベント発生時の高い企画・計画力」。
旅行等のイベントプランニングスキルが充実。といったように、自分の得意なことやアピールポイントを分かりやすく簡潔に説明したのです。
さらに、()書きで(但し、食材には多少の不得手が生じる恐れがございます。)と書くなど苦手分野はユーモアを添えられていたそう。思わずクスッと笑ってしまうようなアイデアですよね。
また、「より安全・安心な生活のご提供」として事故や病気等の緊急時にも手厚いフォローを約束し、彼女のペットのケアやセキュリティの強化にもなることもアピールしたのだとか。心優しい彼の人柄と彼女への思いやりが資料の中にたっぷりと詰まって、お笑いポイントがたくさんありながらもとても感動的なプロポーズとなりました。こんなに結婚について真剣に考えてくれていると分かるプロポーズはなかなかないですよね。
彼女を安心させるために! 2回目のプロポーズだった
実は、このカップルの男性はこのパワーポイントプロポーズ実行の1週間前にもプロポーズをしていたそう。しかし、そのときは彼女が結婚に対して少し及び腰になってしまったのだそうです。「もう少し安心できたら……」という彼女のために、彼が考えたのがこのパワーポイントプロポーズ。
思いもよらないユニークなプレゼン形式のプロポーズに、不安よりも楽しみが大きくなったそうで、無事「結婚」という契約は締結されたのだそうです。
定番のプロポーズももちろんいいのですが、ちょっとひねりがきいたことが好きというユーモアあふれる彼女には、ぜひパワーポイントを使ったプロポーズをしてみてください。当たり前ではない演出に、きっと感動してくれるはずですよ!
この記事の著者紹介
KANA
1985年生まれ。女性(既婚) コラムニスト。
チャレンジ精神が旺盛で、Webデザインや衣装デザインの会社のアルバイト、コンビニ店員や本屋の店員などさまざまな仕事をしてきた。
性に関する赤裸々な話から、付き合いたてのカップルに向けた記事など、幅広い内容で執筆できる。