これからの幸せな未来と、これまでのさまざまな思い出を頭の中で思い描きながら進むバージンロード。
祭壇の前で待つ新郎のもとへと、新婦が一歩一歩ゆっくりと歩みを進めるシーンは神聖な雰囲気が漂い、大きな感動が会場を包み込みます。
このように、新婦がバージンロードを歩くシーンは挙式の中で最も重要な見せ場でもあることから、近頃ではバージンロードを手作りするカップルが増えています。
感動の入場シーンをさらに素敵な思い出にするためにも、海外では定番の“アイルランナー”を取り入れましょう。
今回は、アイルランナーの概要やデザインアイデアなどをご紹介します。
海外では定番の“アイルランナー”ってどんなもの?
新婦と父親が腕を組んで歩くバージンロードは、実は和製英語。
バージンロードを正確な言葉に直すと、「wedding aisle(ウェディングアイル)」といい、チャペルのアイル(通路)に敷く絨毯のことを「aisle runner(アイルランナー)」と呼びます。
このアイルランナーには、赤や白の無地の布がよく使われますが、最近では手作りのアイルランナーを取り入れるカップルが増えています。
文字やイラストを入れることはもちろん、中にはこれまでの写真などをプリントするというアイデアも。
「何かウェディングアイテムをDIYしたい!」と考えているカップルは、ぜひオシャレなアイルランナー作りに挑戦してみましょう。
2人らしいアイルランナーのデザインを考えてみよう!
バージンロードに敷くアイルランナーのデザインに、ルールや決まりごとはありません。
結婚式を思い出深くするためにも、2人らしいオリジナルアイルランナーを作ってみましょう。
人気のデザインになっているのは、2人のイニシャルや「JUST MARRIED」などのメッセージを筆記体でプリントしたもの。
アイルランナーの生地を白にして、文字をゴールドにすると、結婚式らしい華やかなデザインに仕上ります。
また、ゴシック体や丸文字のメッセージを入れて、ポップなイメージのアイルランナーを作るのも楽しいですね。
これまでの思い出が蘇る……写真を使ったアイルランナーも◎
赤ちゃんの頃から大人になるまでの生い立ち写真を使ったアイルランナーは、これまでの人生を振り返ることができ、感動的な演出としても取り入れることができます。
幼少期や思春期などの写真もプラスすることで、ここまで育て上げてくれた両親への感謝の気持ちを表現することができます。
セピア加工した写真をプリントして、アンティーク風にデザインしていくと、グッとオシャレな雰囲気になりますよ。
アイルランナーを敷くタイミングにもこだわって!
手作りのアイルランナーは前もって敷いておくよりも、新郎新婦が入場する直前に敷くほうが盛り上がります。
あらかじめアイルランナーをロール状に巻いておき、ゲストの子どもたちやブライズメイドたちにお願いをして、コロコロと転がして敷いてもらうという演出がおすすめです。
あえて挙式の開始直前にアイルランナーを披露することで、ゲストの注目を集めることができるでしょう。
アイルランナーを手作りすることで、2人の思い出がたっぷりと詰まった素敵なバージンロードができあがります。
世界に1つだけのアイルランナーをデザインして、幸せたっぷりの挙式を叶えましょう。
この記事の著者紹介
石田 ムササビ
1983年生まれ。女性(未婚) 美容師。
高校時代からあらゆるタイプの男性との恋愛を経験。髪型だけではなく恋も思い通りで、恋愛相談を目的に来店する女性客も多い。ライティングの仕事も来店したお客様のススメで始めた。数多の恋愛経験から培った独自の恋愛テクニックが魅力。