最近のプロポーズ方法といえば、派手な演出でお馴染みの「フラッシュモブ」が一躍人気となりましたが、前もって練習をしたり協力者を集めなければならなかったりと事前準備が大がかり。時間と手間がかかりすぎてなかなか実現できないと諦めている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、「せっかくのプロポーズだからこそ思い出に残るものにしたい!」と一風変わったプロポーズを諦めきれない方もいるはず。
そして今回、そんな方に向けてオススメしたいのが「ラップ」でプロポーズをするというものです。インパクトがあって、気持ちをストレートに伝えることができるので実はプロポーズにとても向いているのです。
オススメのラップ曲や参考にしたいラッパーなどをご紹介いたします。
実際にラップでプロポーズをした先輩のエピソード
海外のフリースタイルラップバトルの最中、パートナーにプロポーズをした男性がいました。先に彼女のラップが終わり、パートナーの男性が相手に向かってラップをすると思いきや、彼女に向かってラップをはじめ最後にひざまずいて婚約指輪を差し出したのです。
この思い切ったプロポーズには彼女もオーディエンスも大興奮!
実は今、テレビや動画サイトなどでフリースタイルMCバトルの番組があったり、各地でラップバトルイベントが開催されたりとフリースタイルラップが流行しています。
フリースタイルラップとは、その場で即興でリリックをつくり、リリックとライムの技術を競うもの。攻撃的なリリックも多いですが、フリースタイルなので「あなたと結婚したい」という気持ちを伝えるのにもぴったりなのです。
ラップを作るときのコツ
はじめから韻を踏んだ高度なラップを考えるのは難しいので、まずは使いたい言葉をノートに書き、そこから韻の踏める言葉をどんどん膨らましていきましょう。
思いついた言葉を並べてリズムに乗せながらつぶやき、さらに言葉を足していきます。
リズムに乗りにくい場合は、音楽に合わせてみるといいですね。
言葉が思いつかない場合は、活躍している人気ラッパーのラップで勉強するとだんだんコツがわかってきますよ。
参考にしたい人気ラッパー
リリックづくりに悩んでしまったときは、人気ラッパーのスタイルを参考にしてみるのがオススメです。
B-BOY PARKのMCバトルで三連覇を果たした「KREVA」は普段ラップを聴かないという方でもご存知の方が多いのではないでしょうか。
他にも、フリースタイル界の王様ともいわれている「漢 aka GAMI」、個性的なラップでHIP HOP界の珍獣とも呼ばれる鎮座 「DOPENESS」など、日本語を自由自在に操りながらフリースタイルラップを行っているラッパーはたくさんいます。
言葉の選び方や韻の踏み方など、参考になることがたくさんあるはずですよ!
どんな曲にのせてプロポーズをしたらいい?
リリックが完成したら、次はどんな曲に乗せて歌うかの問題が出てきます。
それは、好きな歌手やラッパーの曲を借りるのが良いでしょう。彼女の好きな歌や、2人の思い出の曲に乗せて、想いが込められたラップを披露してください。
初めてラップを自作する人にとっては、難しいことばかりかもしれませんが、素直な気持ちがこもったラップはきっと彼女の心を動かしてくれるでしょう。
ぜひ、自作のフリースタイルラップで「あなたとこの先もずっと一緒にいたい」という熱い想いを伝えてみてくださいね。
この記事の著者紹介
石田 ムササビ
1983年生まれ。女性(未婚) 美容師。
高校時代からあらゆるタイプの男性との恋愛を経験。髪型だけではなく恋も思い通りで、恋愛相談を目的に来店する女性客も多い。ライティングの仕事も来店したお客様のススメで始めた。数多の恋愛経験から培った独自の恋愛テクニックが魅力。