結婚すると、婚姻届けを役所に提出して入籍の手続きを行いますよね。しかし、手続きはこれだけではありません。名字が変わったり、結婚を機に会社を退職したりする女性は、男性よりも手続きしなければならないことが多いので注意しましょう。
どんな手続きをしなければいけないのか、大きく4つに分けてご紹介します。
氏名や住所の変更手続き
入籍をして名字が変わったら、氏名変更の手続きをしなければいけません。氏名変更の手続きが必要なのは、銀行や郵便局、クレジットカード、運転免許証、パスポート、生命保険などです。車を所持している人は、車検証の記載変更手続きも忘れずに。
同じく、結婚を機に引っ越しをする場合は住所変更の手続きも必要となります。
いろいろな手続きをするために、まず最初に運転免許証の変更手続きをしておくと便利ですよ。
職場での手続き
入籍が無事終わったら、入籍した旨を勤務先にも届け出なければなりません。
職場では旧姓のまま仕事を続ける人もいますが、名字が変わると新しく名刺を作り直したり、保険証を発行し直したりしなければいけませんので、速やかに手続きを行いましょう。結婚を機に退職する場合は、上司にその旨を伝えて退職願を提出し、引継ぎを行いましょう。
引っ越し関係の手続き
結婚を機に引っ越しをする場合は、旧住所の最寄りの役所に転出届を提出し、新住所の最寄りの役所に転入届を速やかに提出する必要があります。
引っ越しの日が決まったら、これまで住んでいた家の電気・ガス・水道の利用停止手続きをし、新しい住まいでの利用開始手続きをします。インターネットのプロバイダーにも移転の連絡をしなければなりませんが、開通工事までには数週間~1か月ほどかかってしまうこともあるため、すぐにインターネットを使いたい人は早めに連絡しておきましょう。
これらの手続きは、1か月以内に速やかに行う必要があります。あらかじめ役所での手続きを済ませ、住民票を2通と戸籍謄本を1通用意しておくと、のちの変更手続きがスムーズに済みます。
各種口座関連の手続き
意外と忘れがちな口座関連の変更手続きです。クレジットカードの名義(苗字)変更に伴い、引き落とし先の銀行口座の変更が必要となります。当然、銀行印の変更も必須となります。カードの名義人と引き落とし先口座がチグハグにならないよう、銀行口座の変更(開設)を先に行い、その後クレジットカードの名義変更・口座変更と進めるとスムーズです。携帯電話の名義変更・口座変更もこのタイミングで行いましょう。
婚生活が始まるとバタバタして、先送りにしがちなこれらの手続き。事前にすべきことを押さえて、1日で済ませられるようにしましょう。しっかりとスケジュールを組んで
新婚生活を気持ちよくスタートさせましょう。
この記事の著者紹介
石田 ムササビ
1983年生まれ。女性(未婚) 美容師。
高校時代からあらゆるタイプの男性との恋愛を経験。髪型だけではなく恋も思い通りで、恋愛相談を目的に来店する女性客も多い。ライティングの仕事も来店したお客様のススメで始めた。数多の恋愛経験から培った独自の恋愛テクニックが魅力。