太陽が輝く夏は、楽しいイベントが目白押しの季節です。海水浴やBBQ、音楽フェスなどたくさんのイベントがありますが、やはり日本の夏といえば「お祭り」は欠かせませんよね。
どこからともなく響いてくる祭囃子や、食べ物の屋台から漂ってくるおいしそうな香り、行き交う人々の浴衣姿などは、夏ならではの気分を盛り上げてくれます。
そんな夏のお祭りは、恋人たちの定番デートプランの1つ。2人で浴衣を身に纏ってゆっくりと肩を並べて歩けば、それだけでもロマンチックなムードが堪能できます。恋が盛り上がる夏の季節だからこそ、この時期ならではの浴衣を合わせて、さらにもう1つサプライズを仕掛けましょう。今回は、夏のお祭りを舞台にした浴衣プロポーズのアイデアをご紹介いたします。
夏の雰囲気抜群! お祭りの浴衣プロポーズのメリットとは?
夏の風物詩ともいえるお祭り。全国的に有名なものもあれば、街中で行われる小さな規模のものまでさまざまです。夏になると、各地で毎週末のようにお祭りが開催されているので、2人の都合に合わせて参加しやすいというメリットがあります。
屋台の射的ゲームや金魚すくいで遊び、おいしい屋台の食べ物を食べながら過ごす時間は、忘れられない夏の思い出としていつまでも心に刻まれることでしょう。
夏らしさ全開のお祭りプロポーズなら、楽しい思い出とロマンチックな思い出を同時に彼女にプレゼントしてあげることができます。
浴衣プロポーズのおすすめアイデア
・手を繋いでいる間に婚約指輪をはめる
たくさんの人々が行き来するお祭りでは、人混みの中ではぐれないようにしっかりと彼女の手をつないでおきましょう。彼女の歩幅に合わせてゆっくりと歩いていれば、自然とロマンチックなムードが漂います。そして、人が少ない場所へと彼女を誘導し、その間にすっと彼女の左手の薬指に婚約指輪をはめてあげましょう。彼女はすぐに気が付くかもしれませんが、その後すぐにプロポーズの言葉を告げればちょっとしたサプライズにもなります。誤って道に指輪を落とさないよう十分注意してくださいね。
・食べ物や飲み物を買ってきたと思わせて……?
お祭りの混雑している中を浴衣姿で歩き回っていると、慣れない格好と暑さによって普段よりも体力を消耗されてしまいます。彼女を休憩させてあげるためにも、安全な場所に座らせて、食べ物や飲み物を調達しに行きましょう。
そして、彼女の元へ戻ったときにプロポーズを決行! 買ってきた食べ物や飲み物を渡したら、一緒に婚約指輪を彼女に差し出します。落ち着いてプロポーズができるよう、少し静かな場所を選ぶのがポイントです。
・浴衣の時、指輪はどうやって持ち運んだらいい?
「普段は着慣れない浴衣姿で婚約指輪を差し出したい。でも、どのように持ち運べばよいのか……」そんな男性必見! 浴衣には、腕を通す場所である「袂(たもと)」部分があります。袋状に作られていますので、ここに指輪のケースごとを隠しておきましょう。婚約指輪は高価なものとなりますので、人混みで落としたりなくしたりすることがないようにご注意を! また、おしゃれ上級者の男性は、浴衣に合わせて「信玄袋(巾着袋)」を持ち、ここに指輪を入れておきましょう。信玄袋は浴衣の雰囲気を一層楽しむことができます。
おみこしや山車などが行き交い、賑やかなお祭りムードの中で行うプロポーズは、特別な思い出として彼女の記憶に残るはず。
素敵なプロポーズを計画して、ひと夏の最高の思い出を作りましょう。
この記事の著者紹介
なっつん
1983年生まれ。女性(既婚) 上智大学卒。
勉学一筋だったものの、留学を機に生活が一変し、学生時代は恋愛漬けの日々を送る。
現在は旅行会社に勤めつつ、海外情報や恋愛に関するハウツーコラムを寄稿している。