最近では、ホテルや結婚式場で行う定番型の結婚式ではなく、レストランやゲストハウスを貸し切ってアットホームな手作り結婚式を行うカップルが増えています。
手作りの結婚式を行うことは体力的には大変なことですが、2人らしいオリジナリティのある式を挙げることができるのは嬉しいポイント。
自分たちのこだわりをふんだんに詰め込んだ手作り結婚式は、一生忘れない特別な思い出になります。そんな手作り感満載の結婚式に憧れがあって、DIY好きなカップルにオススメしたいのが「ウッドバーニング」。一体どんなものなのか、詳しく見ていきましょう。
DIY好きから大注目!「ウッドバーニング」ってなに?
今、DIY愛好家の間で話題となっている「ウッドバーニング」とは、模様や文字などの図案を木に転写し、表面を焦がしながら絵柄を描いていく焼き絵アートを指します。
パイログラフィーや焦がし絵とも呼ばれているもので、海外では古い家具にバーニングを施してリメイクしたり、器に焼き絵を描いたりしてオリジナルのお皿作成にも活躍しているそうです。
日本でも、100円のまな板やコルクのコースターなど、プチプラアイテムを使ってウッドバーニングを楽しむ人が増えているのです。
好きなキャラクターやオリジナルの絵柄など、どんなものでも簡単に描くことができるので、初心者でも簡単にトライすることができます。
「こんなものが欲しかった!」という自分の理想を形にすることができるので、部屋のインテリアにはもちろん、結婚式などのこだわりの場にはピッタリのDIY方法なのです。
ウッドバーニングのやり方
ウッドバーニングに必要な道具は、すべて100円ショップで揃えることができます。
まずは、「はんだごて」と、文字や絵を描くキャンパスとなる「木製のアイテム」を用意しましょう。ウッド調の写真立てや、木製の食器などもオススメのアイテムです。
そして、用意ができたらいよいよ作成ですが、ウッドバーニングのやり方はとてもシンプル。
最初に文字や絵を描きたい木製のアイテムにボールペンで下書きをしておきます。このとき、やや強めに下書きしておくと、このあとの作業がスムーズになりますよ。
下書きが完了したら、下絵をはんだごてで焦がしながらなぞっていきましょう。はんだごてのこて先の太さを変えると、より凝った絵が描けるようになります。
こて先の種類は豊富なので、細い作業をするための細目のものや、塗り潰し用の太目のものなど数個揃えておくと、バラエティに富んだ絵を完成させることができます。
どんなものをウッドバーニングする?
結婚式に使うアイテムなら、ウェルカムボードや食器、カトラリーなどにウッドバーニングをするのがオススメです。食器は、あえて内側にウッドバーニングを施しておけば、食事が進むうちにゲストへのメッセージが登場する! という演出にもなります。
また、席札の代わりとして、木製のスプーンやコースターなどにゲストの名前や、オリジナルのメッセージを描き、お土産にプレゼントしても喜ばれますよ。
DIY好きの間ではブームとなっていますが、まだまだ世間的には珍しいとされている「ウッドバーニング」。トレンドの先取りをして、オシャレなDIY夫婦になってみませんか?
この記事の著者紹介
本田 レイナ
1984年生まれ。女性(未婚) オーガニック系コスメ店店員。
高校時代はあらゆる媒体で自己表現を続け、ライターを志望していた。
化粧品系の会社に入るも夢を諦めず、ライターとしてもネットで活動を始める。
記念日のサプライズなどの記事を得意とする。