特に、日頃から面白いネタを考えているお笑い芸人さん達のプロポーズは、思わず笑顔にさせるヒントがいっぱいです。
今回は、そんなお笑い芸人さんたちのプロポーズをご紹介します。
気持ちが変わってしまいました(藤井隆→乙葉)
今年で結婚10年目となる藤井隆さんと乙葉さん。
実は最初に、「藤井さんと結婚したいな」と言ったのは乙葉さんだったそう。
その頃は二人とも仕事が忙しくなってきている時期で、藤井さんは、
「もし一年経ってもお互いの気持ちが変わっていなかったら、僕からプロポーズさせてください」
と答えます。
そして一年後、
「私は一年前と気持ちが変わっていません。藤井さんは?」
と訊いた乙葉さんに対して、藤井さんは、
「僕は気持ちが変わってしまいました。僕は一年前よりもっと好きになってしまいました。結婚してください。」
と、ひざをついてプロポーズしたそうです。
「気持ちが変わってしまいました」と一瞬ドキッとさせてから「もっと好きになってしまいました」だなんて、心揺さぶるテクニックはさすが芸人さんという感じですよね。アレンジして取り入れてみてはいかがでしょうか。
どうする? 頼む! だめですか? まだですか?(木梨憲武→安田成美)
木梨憲武さんから安田成美さんへ、映画で共演して知り合ってから8年後のプロポーズ。
実は、木梨さんはこのプロポーズの前にも何度も成美さんに結婚してほしいとアタックしては断られていたそうです。そしてついにこのプロポーズで、成美さんが「どうしようか。……いいよ」と返事をしてくれたそう。
かっこいいプロポーズではないですが、一緒になりたいというひたむきな気持ちが伝わる言葉にキュンとなります。もどかしい想いがあふれるようなプロポーズに、成美さんも心を動かされたのかもしれませんね。
50年ぐらいだったら勘違いさせる自信があるんだ(伊集院光→篠岡美佳)
伊集院光さんは、篠岡美佳さんに2回プロポーズしたそうです。
一度目は、無数の蛍が舞うお気に入りスポットに連れて行って、
「これまでは一人で見に来ていたけど、これからは毎年二人で見に来たい」
とプロポーズ。ところが美佳さんは、このプロポーズを「考えすぎだしちょっとクサイ……」と感じたらしくOKしませんでした。
その後、しばらく経ってからこんな言葉で再びのプロポーズ。
「恋愛なんて所詮勘違い。俺は仕事柄、口が達者だから、50年ぐらいだったら君を『幸せだな』と勘違いさせる自信があるんだ」
このプロポーズに、美佳さんは、
「100年でお願いします」
と答えてOKしたそうです。
ラジオのパーソナリティとしても活躍する伊集院さんらしい、気の利いたプロポーズの言葉ですね。
以上、お笑い芸人さんたちのプロポーズをご紹介しました。
プロポーズの言葉や演出を考える時の参考にしてみてくださいね。
この記事の著者紹介
こじこじ
1985年生まれ。女性(未婚) 明治学院大学卒業。
ベンチャー企業の営業職だったが、1年で退社。その後アルバイトなどを転々としていたが、ライターのアルバイトを経て、web制作会社に入社し、今に至る。
現在は主に恋愛や美容などのライティングに携わっている。