プロポーズが成功してお互いの結婚の意思が固まったら、次にやるべきことはお互いの両親への挨拶です。結婚は二人だけのことではなく、お互いの家族もつながりを持つことになりますから、両親への挨拶はとても重要。挨拶に訪れるときはマナーを守って良い印象を持ってもらえるようにしたいですね。
お互いの両親へ挨拶に行くときにはどんな点に注意するべきか、マナーを知っておきましょう。
挨拶の順番は女性の両親が先
両親への挨拶は男性側、女性側両方にしますが、順番としては女性の両親への挨拶が先です。余裕を持って両家のご両親の都合を聞き、スケジュールを調整しましょう。
時間帯は昼食後の13時~15時くらいがベストですが、両親が「お昼ごはんも一緒にどう?」と言ってくれることもあると思います。その際は遠慮せずお誘いにのって構いません。
身だしなみを整える
相手の両親に結婚の報告に行く時、身だしなみをきちんと整えるのは最低限の礼儀です。男性はスーツかジャケットを着用し、女性はワンピースやセットアップなど清潔感のある服装を選びましょう。
男性はひげを剃り、ヘアスタイルを整えます。
女性はスカートやワンピースを着用する際、ひざが隠れる丈のものを選ぶようにしてください。また、お宅に上がることもあると思いますのでストッキングの着用を忘れずに。
手土産を用意する
お宅に訪問する時は、手土産を持参するのが礼儀です。相手のご両親の好みを事前に聞いておき、好みに合ったものを用意すると喜ばれます。一般的に手土産にするものはお菓子が多く、値段は2,000~3,000円のものが相場とされています。訪問する日にはご両親も何かしらお茶請けなどを用意しているでしょうから、その日中に食べなければいけない生菓子は避け、日持ちするものを選びましょう。
座る場所は下座
「こちらにどうぞ」と座る場所を案内されたらその通りに、特に指定されなかったら下座に座るようにします。和室の場合は床の間から一番遠い席、洋室の場合は出入り口のドアに一番近い席が下座となります。
一通り会話をしてから結婚の挨拶を切り出す
結婚の挨拶に伺っているとしても、座って唐突に結婚の挨拶を切り出すのではなく、自己紹介や仕事の話などある程度の会話をしてから結婚の報告をするのがマナーです。
「足をくずしていいですよ」と言われていても、結婚の報告をする際はきちんと座りなおしてから切り出しましょう。
結婚の報告がすんだら、あまり長居はせず「そろそろ失礼します」といって席を立つようにしましょう。後日、お礼状を贈るのも忘れずに。
マナーを守って、良い印象を持ってもらえるようにしたいですね。
この記事の著者紹介
KANA
1985年生まれ。女性(既婚) コラムニスト。
チャレンジ精神が旺盛で、Webデザインや衣装デザインの会社のアルバイト、コンビニ店員や本屋の店員などさまざまな仕事をしてきた。
性に関する赤裸々な話から、付き合いたてのカップルに向けた記事など、幅広い内容で執筆できる。