プロポーズを終えて次に決めることといえば、結婚式。二人の結婚式ですから、それぞれの希望をとりまとめるのは意外と大変なものです。中でも結婚式準備の入口となるのが、式場決め。
二人の暮らす地域が近ければ地元で式を挙げるケースが多いと思いますが、地元が違ったり遠距離恋愛をしていたりするカップルの場合、どこで式を挙げるかでもめてしまうこともあるものです。また、現在二人が生活している場所がお互いの地元から離れている場合には、その近くで式を挙げるという選択肢も出てきますね。
結婚式場を選ぶ3つのポイント
結婚式を挙げる場所の選択肢がいくつもある場合、どこで式を挙げるのがベストなのか考えていきましょう。
1. ゲストの都合を考える
結婚式を行う場所は、参加してくれるゲストのことを第一に考えて決めるべきです。
たとえば、新郎側の祖父母を呼びたいけれど遠方までは出かけられないというのなら新郎側の祖父母が来られる場所を優先し、職場結婚で職場の人をたくさん呼ぶなら職場の近くのほうがいいでしょう。ゲストに遠くから足を運んでもらうためにはお車代を負担することも忘れずに。これらのことも加味して、結婚式場を選ぶようにしましょう。
2. 両親の意見も聞いてみる
もし新郎新婦の意見が割れてしまった場合は、お互いの両親の意見も聞いてみるといいでしょう。任せると言ってくれる場合は二人で相談するしかありませんが、両親が「あちらのご意見を優先するべき」「結婚式は女性の地元で行ったら?」などアドバイスしてくれたら、それを参考にするとスムーズに進む場合もありますよ。
もめていない場合でも、両親への報告や相談は事前にしておきましょう。
3. 両方の地元で2回行うという手も
両親の意見を聞いてもどうしてもまとまらない場合は、結婚式は親族だけで二人の住まいの近くで行い、披露宴をお互いの地元で2回行うという選択肢もあります。海外で挙式する場合にこの方法をとるカップルもいますね。こうすればお互いの親族や友人にまんべんなく結婚報告をすることができますし、折衷案としておすすめです。地方出身者同士の結婚の場合、こちらのケースが多いようです。
結婚式場選びは慎重に
結婚式場選びは、のちの夫婦関係や親戚づきあいに影響することがあります。二人だけで決めるのではなく、両親にも意見を仰ぎ、両家にとって最善の場所で挙式しましょう。
結婚式や披露宴が滞りなく終わるようにするためにも、結婚式を行う場所については慎重に検討することが大切です。主役のふたりはもちろん、出席するゲスト、さらには協力してくれる式場スタッフまで、結婚式に関係するすべての人が笑顔になれるよう周囲への配慮を忘れずに!
この記事の著者紹介
本田 レイナ
1984年生まれ。女性(未婚) オーガニック系コスメ店店員。
高校時代はあらゆる媒体で自己表現を続け、ライターを志望していた。
化粧品系の会社に入るも夢を諦めず、ライターとしてもネットで活動を始める。
記念日のサプライズなどの記事を得意とする。