長い人生の中でもたった一度きりの結婚式は、2人にとって大切な思い出になるものです。
せっかく挙げるのであれば、2人のこだわりや個性を存分に取り入れたいですよね。
そこで注目を集めているのが「人前式」で、参列したゲストに結婚の証人になってもらうというスタイルが人気となっています。
新しい結婚式のカタチとして人気急上昇中の人前式には一体どんな特徴があるのか詳しく見ていきましょう。
自由なスタイルで挙式が挙げられる「人前式」とは?
教会や神社などで挙げる一般的な結婚式は神様に向けて結婚を誓いますが、人前式ではゲストに向けて結婚の誓いをするのが特徴です。
そのため、一般的な結婚式に比べて自由度が高く、流れや演出にもオリジナリティを出すことができます。結婚式を挙げる場所も自由に決めることができるので、ガーデンウェディングやレストランをはじめ、学校や思い出の場所で行うカップルもいます。
結婚式の主役である新郎新婦はもちろん、参列したゲストも心から楽しむことができるのが人前式の魅力といえるでしょう。
また、通常の教会で挙げる結婚式では牧師さんが式の進行を取り仕切りますが、司会者をつけて式を進めるのも人前式の特徴の1つです。友人や家族に司会をお願いすれば、アットホームな温かい式を実現することができます。
人前式で人気の演出とは?
一般的な結婚式では、入場から退場までの流れが決められていますが、人前式では最初から最後までを自分たちの好きなようにプロデュースできるのがメリットの1つ。新郎新婦が一緒に入場し、お父さんやお母さんなどの家族と一緒に入場するのもOKです。
また、人前式で人気となっているのが、誓いの言葉の拝読や結婚証明書の記入です。
誓いの言葉は、新郎新婦が2人で事前に考えるのが定番となっていて、参列してくれたゲストへの感謝の言葉や、これから始まる結婚生活の豊富を語るのが一般的です。
結婚証明書は、新郎新婦がサインをして、2人が結婚したことを証明する誓約書のこと。
テンプレートもあるため簡単に入手することができますが、中には手作りをするというこだわり派のカップルもいます。結婚証明書の代わりに婚姻届にサインをするという演出も人気です。もちろん、指輪の交換や誓いのキスなどの一般的な儀式は、人前式でも多く取り入れられています。
人前式なら装飾にもこだわって!
人前式を挙げるのであれば、挙式のプログラム内容だけでなく会場の装飾にもこだわりましょう。洋式ウェディングの場合には、花や緑をふんだんに使ったナチュラルな装飾が人気となっています。ゲストの座るイスやベンチをリボンで飾り付けたり、天井からLEDライトを垂らしたりして、会場全体をオシャレな空間に変身させましょう。
また、和式ウェディングの場合には、紅白カラーのカーペットや折り紙を使った装飾が人気です。モダンな雰囲気を演出することで、周りとは一歩差をつけたオシャレ結婚式を実現することができます。
自分たちのこだわりや個性を存分に発揮できる人前式は、一生に一度の結婚式をより思い出深いものにすることができます。
ゲストも親族もみんなが楽しめる人前式をプロデュースして、二人らしさ溢れる結婚式を挙げましょう。
この記事の著者紹介
なっつん
1983年生まれ。女性(既婚) 上智大学卒。
勉学一筋だったものの、留学を機に生活が一変し、学生時代は恋愛漬けの日々を送る。
現在は旅行会社に勤めつつ、海外情報や恋愛に関するハウツーコラムを寄稿している。