一世一代のプロポーズが無事に成功した男性のみなさん、その後の準備は順調でしょうか。
プロポーズ成功で満足してしまっていませんか?婚約後こそ、二人で準備すべきことがたくさんありますよ。両家ご両親へのご挨拶、両家顔合わせ、入籍、結婚式などやらなければいけないことが盛りだくさんです。そこで今回は、意外と知られていないプロポーズ後にすべき結婚準備を時系列でご紹介いたします。
プロポーズから結婚式までの6つの流れ
1. プロポーズ成功!
彼女の誕生日に夜景の見えるリゾートホテルを予約し、初日の夜にレストランでプロポーズ!彼女とは付き合って半年が過ぎた頃から“結婚”を意識しはじめていたあなた。無事にプロポーズの返事をもらったここから、二人の未来がスタートしていきます。
2. 両家の両親にご挨拶(1~2か月以内)
プロポーズ後にまずすべきことは、あなたと彼女それぞれのご両親へ結婚の意を伝えること。電話やメールなどでさらりと報告しがちですが、新たな家庭を築く大切な話ですので、直接会って挨拶をしましょう。
両家それぞれの家に出向き、二人の結婚を認めてもらって初めて”婚約”が成立します。ご両親が地方在住という場合も考えられますので、彼女としっかり段取りを決めていきましょう。ご挨拶の日は訪問時間や服装など最低限のマナーを意識することをお忘れなく。男性の場合は、スーツ(最低限、ジャケット)でご挨拶に向かいましょう。
3. 両家顔合わせ、食事会・結納など(3〜5ヵ月後)
各々の両親への挨拶が済んだらいよいよ両家顔合わせ。主役の二人と両親の他、兄弟や祖父母が同席する場合も多く、出席者の人数が増えるのでスケジュール合わせが難航します。顔合わせ時の重要な点は、二人がしっかりと仕切ることです。
日取りの決定後、両親と相談しながら場所や内容(入籍日や結納の有無)を決めていきましょう。両家顔合わせ・結納の場所は、彼女のご実家や品の良い食事処、ホテルのレストランなどが一般的です。都内各所で結納プランを提供しているお店がありますので、検索してみましょう。
尚、両家顔合わせは遅くとも挙式の3ヵ月前には済ませておくのがマナーです。
4. 入籍(6〜7ヵ月後)
両家顔合わせが終わり、いよいよ二人で家庭を作る時。晴れて入籍です。法律上、入籍(婚姻届を役所に提出)することで初めて正式な「夫婦」として認められるようになります。
夫婦の証である婚姻届には、夫婦二人のサインの他、それぞれの証人が必要です。証人は両親や兄弟、友人の順で多く、本籍地と名前の記載が求められますので、どなたに頼むにせよ事前にしっかりと依頼しておくことが大切です。ダンドリ③の顔合わせ・結納の場でサインしていただくのもスムーズです。
また、入籍によって戸籍に関わる登録が男女共に変わりますので、このタイミングで役所関連の事務手続きを済ませておくとよいでしょう。男性側はさほど手続が多くありませんが、姓や本籍地の変わる女性は、免許証や保険証、金融機関まわりの変更事項が多数。他人事だと思わずに奥様となった彼女をしっかりとサポートしてあげましょう。
5. 結婚式準備(8〜16ヵ月後)
いよいよ二人で迎える一大イベント・結婚式の準備に取り掛かりましょう。
当然のことながら、結婚式は会場選びとドレス選びだけではありません。ゲストの招待から二人の生い立ちムービー作成、料理の選定に、引き出物の決定、さらには二次会準備など、とにかく決めなければいけないことだらけです。
希望の日取りや会場の人気具合によって大きく左右されますが、ストレスを溜めないよう半年〜1年程度の余裕をもったスケジュールで準備を進めることをお勧めします。また、彼女にまかせっきりにするとケンカの原因になりますので、必ず「二人で」結婚準備を進めるよう心がけましょう。
6. 挙式・披露宴(17ヵ月後)
半年にも及ぶ結婚式準備が終わり、いよいよ挙式・披露宴本番です。お付き合いしたての初々しい気持ちと、両親や友人・上司への感謝の気持ちをもってこの日を楽しみましょう。
今回は、プロポーズから結婚式まで約1年5ヵ月のスケジュールをご紹介しました。プロポーズから挙式まで数ヵ月で終える方もいますし、3年以上かけてじっくりと準備される方もいます。また、近年では、結納や顔合わせをしない方や結婚式を挙げない方もいますのであくまでも参考事例として今後の流れをイメージしてくださいね。大切なのは、慌てずにしっかりと段取りしながら進めていくこと。そして、夫婦二人で協力することです。
プロポーズですべての力を使い切ってしまった…という男性も多いことでしょう。結婚はまだまだ先が長いものです。顔合わせや結婚式準備も二人仲良く進めましょう。
この記事の著者紹介
なっつん
1983年生まれ。女性(既婚) 上智大学卒。
勉学一筋だったものの、留学を機に生活が一変し、学生時代は恋愛漬けの日々を送る。
現在は旅行会社に勤めつつ、海外情報や恋愛に関するハウツーコラムを寄稿している。