結婚式前に妊娠していることが分かったプレ花嫁の女性や、授かり婚をする花嫁は、結婚式のタイミングに合わせて注意しておくべき点がいくつかあります。結婚式当日はバタバタと忙しく動き回るため、焦りがちに。もしものトラブルでも慌てることがないよう、準備の段階で気を付けておきたいことをご紹介します。
1.お腹が大きくなっても着られるドレスを選ぼう
ウェディングドレスは、デザインによってお腹が締め付けられるものがあります。
試着のときは大丈夫でも、結婚式当日までに期間が空くのであればお腹が大きくなってしまうことも考えられます。
ウェディングドレス選びの際には担当スタッフに妊娠中であることを伝えて、お腹を締めつけない、お腹が大きくなっても目立たないようなドレスを選びましょう。体型がカバーできるAラインや、スカート部分がふんわりしているプリンセスラインなどが妊婦さんには人気です。マタニティドレス専門店もありますので、相談してみるといいですよ。
花嫁にとって、結婚式の中でとくにこだわるのがウェディングドレス。小さい頃からの憧れのイメージがあるかと思いますが、まずは体を最優先して選ぶことが大切です。
2.結婚式の時期にも注意!
授かり婚の場合、安定期に入ってまだお腹も目立たない妊娠4~5か月に結婚式を挙げようとするカップルも多いのですが、結婚式は準備に数か月かかるもの。
つまり、つわりが一番ひどい時期に結婚式の準備をしなくてはならないのです。お腹が目立たないうちに式を挙げたいのは分かりますが、準備期間はとても大変です。できれば安定期に結婚式準備ができるように計画をして、妊娠6~7か月頃に挙式をするスケジュールにすると、心身共に負担が軽減されるかもしれません。
結婚式を悔いの残らないものにするためには事前準備がとても大切なポイントになります。細かいところにまでこだわるためにも、体調のことを1番に考えることが重要です。
3.披露宴をしないことも検討しよう
結婚式は約1時間もあれば終了しますが、それからまたお色直しをして長時間人前に出る披露宴を行うことは、妊婦花嫁さんにとってとても負担が大きいもの。
無理をして披露宴まで行うと妊婦花嫁さんにはもちろん、お腹の子どもにも負担がかかってしまうかもしれません。カラードレスを着たり、ゲストに盛大に祝福してもらったりと披露宴に憧れている女性も多いかと思いますが、ご自身の体調とお腹の子どもを最優先にして、挙式のみのプランにすることも検討したほうがいいでしょう。
最近は、出産後にお子様も一緒に挙式に参加する夫婦も増えています。とにかく無理をしたり焦ったりすることのないよう、体調を1番に優先して結婚式と向き合って下さいね。
妊娠中の結婚式は、色々な制限が出てきてしまいます。夢見ていたことを諦めなければいけないこともあるかもしれませんが、妊婦花嫁さんの体調やお腹の中の子どもは日々変化するもの。できるだけ無理のないようにスケジュールを組み、慎重に準備を進めることが最も大切です。結婚と妊娠という人生においての幸せをダブルで味わうことのできる授かり婚。
最高の思い出となるように、事前の確認やスケジュール調整はしっかりと行いましょう。
この記事の著者紹介
KANA
1985年生まれ。女性(既婚) コラムニスト。
チャレンジ精神が旺盛で、Webデザインや衣装デザインの会社のアルバイト、コンビニ店員や本屋の店員などさまざまな仕事をしてきた。
性に関する赤裸々な話から、付き合いたてのカップルに向けた記事など、幅広い内容で執筆できる。