1年の中にはさまざまなイベントや記念日がありますが、「求婚の日」というものがあることをご存知でしょうか。もし、1月中のプロポーズをお考えならば、1月27日の求婚の日を狙うのがおすすめです。今回は、求婚の日の由来と、この日のプロポーズにおすすめの演出方法についてご紹介いたします。
「求婚の日」って一体どんなもの?
求婚の日の歴史は、今から100年以上前、明治16年1月27日に載せられたある新聞広告にはじまります。その新聞広告というのは、中尾勝三郎という人による「最近離婚をしてとても困っているので、17歳から25歳の人で結婚したい人は連絡をしてください」という内容のものでした。当時はケータイもメールもない時代のため、こういった新聞広告でパートナーを探すという行動はなかなか斬新なアイデアだったのかもしれません。
その後、中尾さんはこの新聞広告を見た19歳の女性とお付き合いをし、のちに結婚することとができたのだといいます。
求婚の日のプロポーズは王道演出がおすすめ!
そんな明治時代のハッピーエピソードのように、求婚の日に思い出に残る素敵なプロポーズをしてみませんか?
記念すべき求婚の日にプロポーズをするのならば、少しベタなぐらいの王道プロポーズがおすすめです。キラリと光る婚約指輪が入ったケースを彼女の目の前でパカっと開ける箱パカプロポーズや、真っ赤なバラの花束をプレゼントするなどの演出は、定番ながらも印象に残るプロポーズとなります。
夜景のキレイなレストランでディナーを楽しみ、その後に2人きりでプロポーズをするというとびきり甘いシチュエーションもベタながらも女性の心をグッと掴むことができるでしょう。
何気ない日常の中で告げるプロポーズも人気
普段とは一味違う素敵なシチュエーションに憧れる女性も多い一方、お家プロポーズやお散歩中のプロポーズなど、ほんわかムードを好む女性も少なくありません。
お部屋で今までの思い出をまとめたDVDを上映してプロポーズしたり、手料理をふるまってデザートとともに婚約指輪を贈ったりとアイデアは無限大。
まったりと2人の時間を楽しみながら、心が温かくなるようなプロポーズをすれば彼女の笑顔を引き出すことができるでしょう。
プロポーズの成功を握るのは事前の準備!
人生の中でもとくに大きなイベントとなるプロポーズを成功に終わらせるためには、念入りに計画を練って、準備を万端にしておくことが大切です。
婚約指輪をオーダーしておいたのにサイズが合わなかったり、レストランを予約しておくことをうっかり忘れてしまったりすると、せっかくのプロポーズの計画も台無しになってしまいます。前もって婚約指輪を用意しておく場合には、彼女の指のサイズや好みのデザインなどをしっかりと調べておくのがポイントです。
また、レストランなどを予約する際には、サプライズプランがあるところをおさえるのも1つの方法です。デザートプレートにプロポーズメッセージを入れてもらったり、花束などを持ってきてもらったりと、レストラン側の協力を得ることでより充実したプロポーズを行うことができます。
一生の思い出になるプロポーズだからこそ、その日取りや演出には迷ってしまいますが、求婚の日という記念日に行えば、毎年この日が訪れるたびにプロポーズの瞬間を思い出すことができます。2人にとって特別な日となるプロポーズ。しっかりと計画して、一生の思い出を作り上げましょう。
この記事の著者紹介
なっつん
1983年生まれ。女性(既婚) 上智大学卒。
勉学一筋だったものの、留学を機に生活が一変し、学生時代は恋愛漬けの日々を送る。
現在は旅行会社に勤めつつ、海外情報や恋愛に関するハウツーコラムを寄稿している。