こんにちは、ライターのムートンです。
1984年生まれ。男性(未婚)ライター
取材活動を通し、花への知識、プロポーズ方法や女心を学び、結婚意欲が増してきている。・・・あとは相手のみ。
みなさんはプロポーズに贈る「花」が、生花だけでないことは知っていますか?
生花(せいか)というのは街の花屋さんで手に入る、文字通り「生の花」のことです。花を贈り慣れていない過去の僕は、プロポーズに花を渡すと考えたとき生花以外は思い浮かびませんでした。
ただ、メリアルームさんでの取材を通して「フラワーギフトに関する知識」を得た現在の僕からすると、特に検討せず生花を選ぶのはもったいないことのように思います。
※「メリアルーム」とは、フラワーギフト専門の通販会社。花選びに慣れていない人の為にコンシェルジュサービスを展開し、年間3000人を超える男性にプロポーズ用の花を提供しています。
そんなわけで、過去の自分の愚かさを知った僕からみなさんへ、今回は「アートフラワー」というものを紹介したいと思います。プロポーズに成功してより良い思い出にしたいと考えている方は、一考の価値があると思いますので目を通してみてください。
その前に、2つ目の選択肢「プリザーブドフラワー」
花のプレゼントが生花だけでないことは書きましたが、 フラワーギフトは大きく「生花」「プリザーブドフラワー」「アートフラワー」という3つの選択肢に分けられます。
本題に入る前に、まずは2つ目の選択肢であるプリザーブドフラワーから紹介します。
「プリザーブドフラワー」とは、生花にひと手間加えることで保存期間を延ばしたものです。
「花の剥製」をイメージしてください、それがプリザーブドフラワーです。
生花から色素を抜いて特殊な染料を吸わせることで、保存期間が大幅に延びます。染料を吸わせるので鮮やかな色合いになり、数年はそのままの色合いを維持して飾ることができるのがメリットです。
ここまで聞くとプリザーブドフラワーって良さそうな気がしませんか?
実際に僕も「それってかなり良くないですか」と思いました。
ただ、プリザーブドフラワーには無視できないデメリットもあります。それは「保存が難しい」というものです。先述の保存期間が延びるのと矛盾しているように感じるかもしれませんが、プリザーブドフラワーは生花より格段に長持ちするものの、元々は生花である為、どうしても接触や振動には弱くなってしまいます。なので、ケースなどに入れておく必要がありますし、地震が起きたり引っ越しの時トラックに載せたりすると、花びらが欠けてしまうということが起きるそうです。
メリアルームのフラワーデザイナーさんも「プリザーブドフラワーは生花より長持ちという点では魅力的ですが、プロポーズの記念品として手元にずっと残すことや配送を考えると耐久性が心配です。私たちもプリザーブドフラワーは検討しましたが、耐久性やデザインの面からアートフラワーを採用しています」と仰っていました。
耐久性に優れた「アートフラワー」ってなに?
3つ目の選択肢がアートフラワーです。
「アートフラワー」とは、シルクの布などを素材として作られた造花のことで、アーティフィッシャルフラワーとも呼ばれているそうです。造花であるため生花やプリザーブドフラワーでは十分ではない耐久性に優れています。また、最近では贈り物としてだけでなく、百貨店やアパレル店舗のショーウインドウの飾りとして用いられたり、インテリアショップで一般家庭用のインテリアとして販売されたりと、活用の幅が増えたことで生花に近い見た目のものも多く出回ってきました。
プロポーズの思い出を半永久的に形として残しておく、ということを考えるのであればアートフラワーが最適です。普通に触っても葉っぱが破けたり欠けたりすることはありませんから、結婚式の写真などの隣にそのまま飾っておくようなことができます。移動させるのにも掃除するのにも困りません。
また、耐久性の面だけでなく、アートフラワーという名前が表すように「さまざまな形状に対応する」ことができます。生花は枯れないように水が必要となるため、どうしてもデザインに制限がかかってしまいます。プリザーブドフラワーも耐久性の面から、できることには限りがあります。アートフラワーはこれらの制約がないため、フラワーデザイナーのセンスがそのままギフトに反映されるわけです。
例えばメリアルームさんで一番人気の「シンデレラのガラスの靴」をイメージしたフラワーギフトは、生花やプリザーブドフラワーでは実現が難しいデザインです。
どこかで見たような花のプレゼントではなく、二人だけの思い出になるようなオリジナリティあるものを考えるのであれば、これは外せないポイントではじゃ ないでしょうか。メリアルームさんでは、それぞれのギフトにから更なる 「オプション」を付けることができます。
ラインストーンをあしらったり、ラメを使ったり 、メッセージを追加したり、蝶々のオブジェを追加したりといった形で、オリジナルのカスタマイズが可能ですです。
……良いところばかり話題に上がると、悪いところが気になるのは日本人の性です。少なくとも僕の性質ではあります。そんなに良いところしかないものがあってい良いわけがない、という心理が働きます。
アートフラワーの弱点を探したい!
――半永久的に保つとは言いますけど、日焼けとか……するんじゃないですか?
「正直なところアートフラワーの中には日焼けするものもあります」とは、メリアルームさんから出た言葉。やっぱり弱点はあるようです。
「そのため、私たちは商品企画の段階で必ずアートフラワーのチェックを行っております。プロポーズを記念するフラワーギフトがすぐ美しさを失ってしまわないよう、できる限り発色の良いアートフラワーを選ばせて頂いています」とのこと。弱点は見つけましたが、粗悪なものだけが当てはまる特徴のようです。
――生花にはありますけど、アートフラワーには香りとか……ありませんよね?
「はい、残念ながらアートフラワー自体に香りはありません。以前からお客様アンケートやご相談でも、香りに関する声を頂いておりました。そこで最近は香水をセットにしたサプライズ仕掛けのギフトセットを開発し、販売を始めました。発送の際に香水を振りかけておくことで、フラワーギフトを開けた際に香りが広がるようにさせて頂いています」とのことです。僕がパッと思い浮かんだ弱点は、すでに改善済みでした。
メリアルームさんでは商品を購入したお客様からのアンケート結果を元に、常に商品を改善し続けているので、僕のような花を贈り慣れていない男でも気になるレベルの弱点はありませんでした。無いと思っていた花言葉も「アートフラワーは実在する花を模して作られていますから、生花と同じ花言葉があります」とのことでした。
ただ、機能やデザイン面ではない弱点が1つ存在します。それは「生花に比べてコストが高くなる」というものです。そのため舞台公演などで楽屋に贈られるような「100本のバラの花束」のような「サイズで勝負!」といった大きなフラワーギフトは、生花の何倍もの値段になってしまうのでアートフラワーには向かないようです。
なるほど。
弱点ではあるのかもしれないけれど、アートフラワーがそれだけ高価な花だとわかると、多少高くても男として贈り甲斐がありますよね。それでもやっぱり、100本のバラは勇気(とお金)がいりますけどね (笑)。
メリアルームさんの驚きのこだわり
アートフラワーが花のプレゼントとして優れていることはお伝えした通りですが、メリアルームさんはアートフラワーに更なるこだわりをプラスしています。
「アートフラワーはそのままでも十分に美しいものですが、私たちはよりお相手様に喜んで頂けるよう、アートフラワーをより美しく映えさせるよう調整を行っております。カットや火で炙るなどの細かな調整を挟むことで、一生もののフラワーギフトとなるよう仕上げさせて頂いています」とは、メリアルームのフラワーデザイナーさんの言葉です。
何でそんなにこだわる必要があるのか伺ったところ、こんな答えが返ってきました。
「アートフラワーそのものは簡単に手に入るものです。そのため、どのようなフラワーギフトが本当にお相手様に喜ばれるのかを考え、お客様からご意見を頂き、メリアルームにしかできないより良いギフトとなるよう工夫を重ねています。様々な工夫や工程を重ねて完成させるメリアルームオリジナルのオンリーワンギフトは、耐久性が高いアートフラワーならではの特権を最大限に活かして作られています」
アートフラワーを提供するメリアルームさんでは、ブライダルフラワーに従事していたフラワーデザイナーさんと、フラワーギフトに関する相談を受けるコンシェルジュさんが協力して、アートフラワー独自のデザインを手掛けています。
それも、かなりの熱意を持って取り組んでいます。
プレゼントを贈る側の男性と、受け取る側の女性のどちらにも喜んでもらえるようにカスタマイズされたオンリーワンのアートフラワーは、プロポーズの瞬間をロマンチックなものにするだけでなく、二人の結婚生活のスタートを象徴するアイテムとして末永く飾ることもできます。
お客様からのアンケートで「想像以上にキレイでした」という意見も多数寄せられているとのことでしたが、実際にこの取材の時に見せていただいた僕から見ても、想像よりもキレイでした。なんとなく「安っぽい」というイメージがある造花とは程遠い出来になっています。
いつまでも変わらない美しさを維持するアートフラワー。
プロポーズに花のプレゼントを考えるのであれば、選択肢に入れないのは損ですよ!
メリアルームメン(コンシェルジュサービス)
TEL:0120-193-277
受付時間:10:00~19:00(土日祝日・年末年始を除く)
http://mens.meria-room.com/
この記事の著者紹介
ムートン
1984年生まれ。男性(未婚)ライター
大学時代にいわゆる『大学デビュー』を試みるが失敗。そこから恋愛に対して億劫になる。興味があるものとはとことん追求するが、興味無い物にはとことん興味がない。将来の夢は性格が良くて綺麗な奥さん(北川〇子似)をもらい沖縄の離島で悠々自適な生活を送ること。